ロートゴールド40の実力はいかに/眼精疲労・疲れ目解消の知恵辞典

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ロートゴールド40の実力はいかに

テレビで、ロート製薬の新商品ロートゴールド40のコマーシャルが流れている。

”疲れ目、かすみ目に”
”有効成分、最大濃度で配合”

といううたい文句を聞いて、”有効成分を最大濃度で配合”とは何を指しているのか(テレビでは詳しくは述べていなかった)が気になり、ネットで調べてみた。

ロート製薬のサイトによれば、有効成分とは、以下の通りである。

<ロートゴールド40の成分ーロート製薬のサイトより>
タウリン…1%(栄養を補給する)
ネオスチグミンメチル硫酸塩…0.005%(ピント調節機能を改善する)
酢酸d-α-トコフェロール(天然型ビタミンE)…0.05%(血行を促進する)
ビタミンB6…0.1%(組織代謝を活発にする)
L-アスパラギン酸カリウム…1%(瞳に酸素を取り込む)
クロルフェニラミンマレイン酸塩…0.03%(かゆみを抑える)

まず、タウリンは目の新陳代謝を促進する働きがあり、目薬にもよく配合される成分の一つである。

ネオスチグミンメチル硫酸塩は、疲れ目(眼精疲労)時や屈折異常に伴う調節機能の異常を改善する成分である。

酢酸d-α-トコフェロールは、いわゆるビタミンEの一種である。ビタミンEは、強い抗酸化力で目を守り、血行を促進する作用がある。

ビタミンB6は、目の疲れを改善する作用が期待できる。

L-アスパラギン酸カリウムは、カリウム補給剤の一つである。その役割はやや複雑でわかりにくいが、酸素と結びつく性質があるため、瞳に酸素を取り込む役割を期待されているようである。

クロルフェニラミンマレイン酸塩は、アレルギーの症状の緩和するものである。具体的には花粉症による目のかゆみを抑える効果が期待される。

一見したところ、いずれも、目薬ではよく使われる定番ともいえる成分ばかりであり、最大濃度との触れ込みも、特に他の商品に比べて特に濃度が高いという訳ではなさそうである。

かといって特に欠点らしい欠点もみあたらず、目薬としての基本はしっかり抑えており、特に製品が悪いという訳でもない。

また、容量はやや大きめであるから、値段次第ではお得な目薬といっていいだろう。

しかし、目薬に配合される成分も、ほとんど似たり寄ったりの変わらぬ製品ばかりであることは、残念ではある。
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・参考文献
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