疲れ目と腎虚(じんきょ)/眼精疲労・疲れ目解消の知恵辞典

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疲れ目と腎虚(じんきょ)

東洋医学では、”目は五臓六腑の精”(ごぞうろっぷのせい)と言われる。

五臓とは、肝臓、心臓、脾臓(ひぞう)、肺、腎臓の5つを言う。

六腑とは、大腸、小腸、胃、胆、膀胱(ぼうこう)、三焦(さんしょう)の6つを言う。

目とこれらの器官がつながっているということを示した言葉であるが、こられの中で、肝臓と腎臓については、特に目との関係が深いと考えられている。

そして、漢方には腎虚(じんきょ)という言葉がある。
腎虚と(じんきょ)とは、腎臓が弱る状態であるが、敷いては、生殖力、大便・小便の排泄力など下半身全体が衰えた状態を指す。

その結果、腰痛・膝痛・足のむくみ、頻尿、EDなど下半身にさまざまな症状を起こす。

思えば、私も以前から、目の疲れのみなら、腰痛で歩けなくなったり、EDになったりと色々経験してきた。最近では便秘(軟便状態)である。

全て別々のことと考えていたのであるが、今にして思えば、腎虚(じんきょ)の意味を知ったときに、すべてが繋がった気がした。

自分が腎虚(じんきょ)の状態であるとなれば、弱っている下半身を強化することが、目の疲れも、腰の痛みも、そしてEDも改善することになる。

そして下半身の強化は、運動と食事である。

運動はスクワットやウオーキング、そして腹筋運動を日頃からすることである。

そして食事は、下半身を強化するものを食べるということになるが、漢方の「相似の理論」によれば、根菜類を多く摂ることになる。

「相似の理論」とは、形が似たものを食べるという理論で、下半身の強化には下半身の形に似たものを食べるということである。
ニンジン、ゴボウ、山芋、レンコンということになる。
そういう意味では、最近、よく飲んでいるニンジンジュースが効果てきめんであったのは利にかなっていたと言える。

漢方薬でいえば、こうした根菜類の成分を多く含む八味地黄丸(はちみじおうがん)ということになるであろう。

自分の状態を知ることで、疲れ目ならず、全身の健康状態も維持することができる。
逆に何も知らなければ手の打ちようがない。
無知ほど怖いものはないのである。
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