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レーシックの効果は20年?

私はまず25歳の頃に両目のPK(ピーケー)を受けた。
角膜にメスで切れ目をいれるという、いまでは行われていない近視手術である。
しかし、左目は多少の効果があったが、右目はほとんど効果がなかった。
両方とも同じ視力であったのに、このときに私の目の視力はぎっちょになった。

そこで。27歳の頃に右目のPKR(ピーケーアール)を受けた。平成7年の頃である。

レーシックは角膜の表面をめくって中をレーザーで削るが、PKRは角膜の表面をダイレクトに削る近視手術である。

当時はレーシックもあったが、技術的に難易度が高く、ほとんど行われておらず、角膜に直接上からエキシマレーザーをあてるPKRが一部で行われていたのである。
費用は片目60万円であった。
そして33歳の頃には左目もPKR(ピーケーアール)を受けた。
この時の費用は36万円ぐらいであった。
右目のPKRから5年経ってから左目を受けたのは、右目がPKRを受けた後に、強い遠視になって、近くの字が全く見えなくなったからである。
しかし、約2年程経過し、なんとかそれも解消され、左目も手術を受けた。
以来、眼鏡とは無縁の生活を送るようになった。

だが、手術をして10年を経過する頃から、右目が徐々に近視になり、よく見えなくなってきた。
そして6年遅れで手術した左目も同様に10年目を経過する頃から徐々に視力が落ちてきた。
そして50歳になった現在、もう眼鏡をかけないといけない程に視力が悪化した。
もちろん、以前の私は0.03ぐらいの視力であったのが、現在でも0.1ぐらいはあるから、以前よりは全然よいことには変わりがない。

そしてここ数年は老眼もひどくなり、近くのものも見づらくなった。
昨年はなんとか老眼を直せないかと思い、約1年間ニンジン・リンゴ・トマトジュースを飲んだが、目の疲れ予防には効果があったが、老眼には効果はなかった。
視力回復の効果もなかった。
そして私の最大の関心事が、いったい、このまま視力が悪くなりつづけるのがどこで止まるか、そしてそれを防ぐ手段がないのかということである。

しかし、物理的に強引に削った角膜は再生されることはないと聞いている。にも関わらず、どうして視力が徐々に衰えていくのかということである。
また、朝起きた直後やお風呂などで十分に目を温めると、しばらくはすごく目がよく見えるのである。
また見えないと思っていても、突然、よく見えることもある。
視力の変動が大変大きいのである。どうしてこんなことが起きるのであろうか。

角膜に関しては、手術を受けてから、おかしなどの固いものを噛んだり、電動歯ブラシなどを使うと、景色が波を打つように揺れる。
角膜が薄くなり、振動で揺れるのであろうが、得にテレビの画面が波を打つのを見ると、「果たして角膜は大丈夫なのだろうか」「ぱっくり裂けることはないのだろうか」と心配になる。
そしてこの傾向は手術を受けてから20年が経つ今でも変わらないので、削った角膜が目に見えて再生されたということはないように感じている。

PKRもレーシックも表面を上から直接削るか、角膜の中のみを削るかの違いはあるが、原理は同じである。レーザーで角膜を削り、光の角度を変える方法によって近視を治す手術である。
ということは、PKRでおこる現象はレーシックでも起きてもおかしくないはずである。

私がPKRを受けた1998年頃にはまだ、レーシックは普及していなかったので、恐らく日本でレーシックを最初の頃に受けた方でも、現時点(2015年)では、まだ15年程度しか経っていないと思うし、ほとんどの方がまだ10年未満ではないだろうか。

レーシックの手術を受けた方の視力がどれぐらい維持できるかどうかは、これから10年ぐらいが検証の時期となると思う。

レーシックの手術に携わる医療機関には、手術をして終わりではなく、レーシックにはどのぐらいの期間、その効果が期待できるかの検証をしっかり行い、その結果を正しく公表してほしい。

商売に支障になるとばかりに、うやむやに都合の悪い事実を隠すことだけはあってはならないと思う。
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