眼鏡を掛けても視力が落ちることはない?/眼精疲労・疲れ目解消の知恵辞典

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眼鏡を掛けても視力は落ちない?

先日、久々に眼科に行ってきた。

私の年齢は49歳。
やはり定期的な検診は必要である。
それもできるだけ、一つの眼科ではなく、あちこち行ってみる。
一つの眼科だとその眼科医に判断ミスがある場合もある。

今回は、眼科に行ったのは、眼鏡を作るためである。
私は、左右右目を、今から20年ほど前の25歳の時に、RK(放射状角膜切開術)をしている。
しかし左目は少し見えるようになったものの、右目はほとんど視力が回復しなかった。

そこで、今度は、29歳の頃、右目だけをPRKの手術をした。
当時、レーシックはまだ普及しておらず、角膜の上から直接にレーザーを当てて、表面を削るというものである。当時、同じくPRKの手術を受ける十人ぐらいの人達と3泊ほどの合宿をしての手術であった。

そして更に33歳のときに、左目も見えにくくなってきたので、左目もPRKをした。

以来、左右の見え方が違う、目が疲れやすい、パソコンなど明るい画面を見ると、途端に目が痛くなるなどの症状に悩まされながらも、大事には至らずに現在に至っている。

ただ、やはりこの10年間ほど、右目の視力が極端に落ちた。
時々、非常につらいと思うこともある。
左目も徐々に視力が落ちてきているようである。
そこで、そろそろ右目だけでも度の入った眼鏡がいると思って、眼科に行ったのである。

しかし、眼鏡をかけると、視力が落ちることは、私の経験上でも明らかである。

もともと、そんなに視力が悪くなかった私が、わずか高校生活の3年間でド近眼になったのも、眼鏡をかけたせいである。
街の眼鏡屋にいき、いきなり足下が遠く感じるような強い眼鏡をかけ、それがすぐに弱くなり、また同じ眼鏡屋でまたまた強い眼鏡を作り、かけていたら、ド近眼になった。

その恐怖心があり、手術をして以降は、眼鏡なしでなんとか頑張ってきた。
ただ、車の運転、特に夜は見えづらく危なく、車の運転痔だけでも眼鏡をかけようと思ったのである。

そして、眼科では、視力検査が行われ、眼鏡の処方箋を書いてもらったのであるが、その時、私は何とはなしに尋ねてみた。

「眼鏡をかけると、視力は落ちませんか」

それに対し、視力検査を行ってくれた技師?は、「それはありません」ときっぱり。
あまりにも迷いのない言い方であったので、「そうだったのか」と私も直後は感じたぐらいである。

しかし、よくよく考えれば、視力が落ちないとは絶対に言えないはずである。
理屈的にも、眼鏡をかけるということは、遠くをみようとする努力を目が放棄することである。
眼鏡をかけると、いつも近くを見ている状態となるのである。

確かに、長年、眼鏡をかけても視力が落ちない方もいるかもしれない。
眼鏡の作り方やかけ方でも差が出てくることは十分に考えられる。

でも、眼鏡をかけても視力は落ちないときっぱりと断言するのはいかがなもんであろうか。

そのような誤った知識を堂々と断言するのは、やめて欲しいと思う。
このような誤った医学知識が、日本人を眼鏡天国にしたのである。

ちなみに、老眼鏡に関しても、「老眼鏡をかけると老眼が進む」という考え方と、「老眼鏡をかけてもかけなくても老眼はすすむ」という考え方から、逆に「老眼鏡をかけないと、かえって目が疲れて目の老化が進む」という考え方まである。

老眼鏡に関しては、近視の眼鏡とはまた違った考え方も必要かとは思うが、慎重に見極めたいところである。
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