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何かが抜けている西洋医学

40代後半になる女性A子の話しである。

A子は、数年前から慢性的な下痢をするようになり、二時間おきにトイレにいかないといけないとのことであった。便の匂いも強いとのことである。
そのため、どこに出かけるにもトイレのことを考えると、億劫になっていた。

A子は、いくつも病院をまわり、腸の検査やらCTやらそ色々な精密検査も何度もしているが、特に異常なしと医師は首をかしげるだけとのことであった。

異常なしと言われて、安心するものの、しかし、常に下痢という症状は確かに存在する。A子は困り、そして、ある人に相談した。

その方は医者ではないが、潰瘍性大腸炎を自ら独自の治療で治したりと、ややそういった方面に詳しい知識をもっている。

そうすると、その方はは「なんでもっと早く私に相談しなかった? ちょっと手遅れかもしれないな。いずれ腸を切除してお腹に袋をつけなければならないだろう。でも、まだ間に合うかもしれないから、とりあえず、これを飲んでみろ、腸に効く薬はこれしかないんだ」とその方が大量の所持している腸の薬をもらった。

その腸の薬は薬局で医師の処方がないと通常は購入できない代物である。

A子は大量にもらった、その薬を手に取り、「これ飲んだ方がいいかな? どうしたもんだろう?」と私に言った。
どうしたもんだろう?と私も頭を悩ましていたところ、A子はお昼ご飯を食べた後に、冷蔵庫から中サイズのやや大きめなヨーグルトを出してきて食べ始めた。

私にも少し食べるか?という申し出を断りながらも、私は以前もA子を訪ねたときに、その知人がヨーグルトを食べていたことを思い出した。

私はA子に尋ねた。
「毎日、ヨーグルト食べるの?」
「毎日欠かさず食べるよ」とのことであった。それも一日も欠かさないとのことであった。

以前は便秘がひどくてヨーグルトを食べはじめたらしいが、今は、腸の健康のためにヨーグルトがいいだろうと思い、食べ続けているという。

胃腸は語る―胃相 腸相からみた健康・長寿法」などの著者である新谷弘実氏の著書でも詳しく説明されているように、牛乳や乳製品は腸にはよくない。
ましてや弱った腸に、ヨーグルトなんて言語道断である。

私はA子にいった。
「それはきっとヨーグルトが原因だよ。しばらく食べない方がいいよ」
「えっ? ヨーグルトは腸にいいんじゃないの?」
「でも、いつ頃からヨーグルト食べてる?」
「3年ほどまえからからかな」
「下痢もその頃から始まったんじゃないの?」
「そういえば・・・・・・」

ためしに彼女はヨーグルトや牛乳はしばらく一切食べないことにするといった。

そしてそれから数ヶ月後、A子を今まで苦しめていた下痢は治まったのである。
ただ、今度は再び便秘になったので、今度は、小さなヨーグルトを少し食べているという。

しかし、この件であらためて、西洋医学の盲点を感じた次第である。
A子人は、いくつもの大病院にかかり、さまざまな検査までしながら、「異常なし」との診断を下された。
「医師から、食べ物内容について聞かれたことはないか?」と尋ねたら、一度もないとのことであった。

下痢をしているのだから、食べ物に問題があると考えるのが普通の考えのはずである。そうしたごくごく普通の常識すら欠け、カメラやCTスキャンや血液検査など、そういったものだけを駆使して、それで「異常なし」と決めつけるのが西洋医学だとしたら、やはり西洋医学は大きな欠点を抱えていると言わざるを得ない。

そして西洋医学がそういうものであるならば、私たちも私たちの身体のこと、健康のことについて、常日頃からある程度、情報武装しておく必要があるだろう。

ちなみに、上記著書によると、牛乳にはまず、人間の母乳の四倍のカルシウムと6倍ものリンが含まれており、その余分すぎる成分は、肝臓や腎臓に負担を与えるという。
肝臓・腎臓は、漢方では目とつながりの深い内臓と考えられているから、肝臓や腎臓に負担を与えることが眼に良くないことは言うまでもない。

また、牛乳にはたくさんの乳糖が含まれるが、最近のアメリカの研究では、乳糖は白内障と関係が深いとも言われている。

牛乳や乳製品も確かに豊富な栄養素があり、健康にはプラスに働くこともあるだろう。
だが、あまり過度に摂りすぎると、さまざまな悪さをすることもある。
何事もほどほどにが肝心である。
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・参考文献
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