◆突発性ブドウ膜炎
青年から壮年者に多くみられる。 ぶどう膜は、虹彩、毛様体、脈絡膜の総称である。 虹彩と毛様体に炎症が起こるものを虹彩炎(前部ぶどう膜炎)、脈絡膜に炎症が起こる場合を脈絡膜炎(後部ぶどう膜炎)という。 頭痛、吐き気、両目の視力低下、めまい、耳鳴りなどの症状がある。1〜2カ月で、頭髪やまゆ毛が白くなることもある。 網膜や硝子体などに濁りがでて、眼のかすみや飛蚊症がでることもある。 明かりの周囲に虹がかかったように見える、黒目のまわりが赤くなるなどの症状が現れることもある。 網膜剥離や視神経の炎症、緑内障や白内障に進行することがある。