サプリメントによる白内障の治療・予防/眼精疲労・疲れ目解消の知恵辞典

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サプリメントや食事と白内障

◆サプリメントや食事による白内障の治療及び予防方法
抗酸化物質や抗酸化作用のある成分を含むサプリメントを積極的に摂ることがメインとなる。
ビタミンA(又は、ベーターカロチン)、ビタミンC、ビタミンE、ベーターカロチンを含んだ食品はぬかりなく摂りたいところである。

「ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル」の研究によると、食べ物としては、ほうれん草が飛び抜けて白内障を予防する効果があるとのことであるから、白内障の予防にできるだけほうれん草を食べた方がよい。

アメリカ農務省のポール・ジャック博士の研究によれば、果物と野菜を食べない人は食べる人の4倍〜6倍も白内障になりやすいとのことである。
また、同じくジャック博士によれば、血液中のカロチノイドの濃度の最も低い人は7倍も白内障になりやすく、ビタミンCの濃度が最低の人は11倍も白内障になりやすく、更に、白内障患者は水晶体において抗酸化物質でるグルタチオンが極度に欠乏しているとのことである。
こうしたことから、ジャック博士は、果物・野菜でできるだけこれらの栄養を摂ることが白内障の予防になるとしている。なお、グルタチオンを最も豊富に含むのは、アスパラガス、アボカド、西瓜である。

食品ではなかなか難しいという方はサプリメントの活用でもよい。カナダの研究では、ビタミンCとビタミンEのサプリメントを積極的に摂っている人は、明らかに白内障の羅漢率が低かったことが報告されている。
また中国の研究でもビタミンとミネラルのサプリメントが白内障を予防することが報告されている。

反対に塩と脂肪を多く摂取することは、白内障のリスクを高めるとされているので、注意が必要である。

白内障の予防や治療にルテインの摂取が有効との報告もある。水晶体にはルテインが存在しており、水晶体の機能を維持するための何らかの役割を果たしていると考えられている。

ハーバード大学における白内障とルテインの研究において、ルテインとゼアキサンチンを豊富に含むほうれん草を積極的に摂ったグループと、ベーターカロチンが豊富な人参、サツマイモ、冬かぼちゃを摂ったグループとを比較した結果、ほうれん草を積極的に摂ったグループには白内障の改善が見られたのに対し、人参、サツマイモ、冬かぼちゃを摂ったグループには白内障の改善は見られなかったとの報告がある。

但し、「目が劇的によくなる最強の事典」(マキノ出版)には、ニンジンジュース(リンゴを加えたもの)で白内障の進行がとまるとの説が紹介されている。
ニンジンでは効果がなくても、ニンジンジュース(リンゴを加えたもの)はまた異なった結果をもたらすのかもしれない。

「目の病気にルテインが効く」の著者である葉山氏によれば、ルテインを補うことにより、白内障の症状を改善することが臨床実験により確かめられたとしている。

最近は、ルテインのサプリメントも数多く発売されているので、試してみる価値があるだろうと思う。

ビルベリーのサプリメントが白内障の進行を遅らせ、糖尿病性網膜症の影響を減らすとの研究成果も報告されている。ビルベリーとはブルーベリーと同様、スノキ属の一種で、アントシアニンが豊富であることが特徴である。

三石厳氏著書「医学常識はウソだらけ」には、三石氏が1961年にひどく目がかすむので、大学病院の眼科を受診したところ、「白内障で、二〜三年もすれば見えなくなるでしょう」と失明を宣告されたというエピソードが紹介されている。
当時の医学では治す術がなかった白内障であるが、三石氏は、「自分で治してやろう」と考え、色々研究した挙げ句、ビタミンCにいきつき、大量にビタミンCを摂れば「完璧には治癒しなくても、白内障の進行を食い止められる」と自分でビタミンCの注射を始めたという。そしてその結果、白内障を克服したとのことである。

ビタミンCが白内障を予防するとする報告はその他にも色々とある。ジャックス博士達の研究によると、ビタミンCサプリメントを少なくとも10年間摂取していた女性は、ビタミンCサプリメントを摂取していなかった女性に比べて、眼のレンズ混濁が77%起こりにくいとのことである。

奇跡の食品 (ハルキ文庫) 」にはピクノジェノールとぶどう種の抽出物で白内障の進行が止まったケースが紹介されている。

アメリカの研究で、牛乳に含まれる乳糖が白内障と関係が深いとする研究結果がある。白内障が気になる方は、牛乳や乳製品の過度の摂取は控えた方がいいかもしれない。
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