緑内障の治療と予防方法/眼精疲労・疲れ目解消の知恵辞典

眼精疲労・疲れ目解消の知恵辞典
Top>緑内障.>緑内障の治療と予防方法

緑内障

◆緑内障の治療と予防方法
1)薬物療法
点眼薬と内服薬によって眼圧を下げる治療である。
急いで眼圧を下げる必要があるときは、注射をすることもある。

治療に使われる薬は、プロスタグラジン関連薬、β遮断薬などがある。
・プロスタグラジン関連薬 房水の流れを改善する
・β(ベーター)遮断薬 房水の分泌量を減らす

最初は1種類の薬から始め、様子を見ながら作用の異なる薬を組み合わせて点眼していくのが通常である。

但し、こうした方法では十分な効果が出ない場合は、手術やレーザーによる治療をとることになる。

2)レーザーによる治療
房水の排出を妨げている虹彩にレーザーで小さい穴をあけてバイパスを作り、房水の流れをスムーズにして眼圧を下げる「レーザー虹彩切開術」と、線維柱帯にレーザを当て、その目詰まりをとり、房水の流れをよくする「レーザー線維柱帯形成術」がある。

・レーザー虹彩切開術 
比較的早期に発見された狭隅角性緑内障(原発閉塞偶角緑内障)に対して行われる

・レーザー線維柱帯形成術 
薬で眼圧がうまくコントロールできない広隅角性緑内障(原発解放偶角緑内障)に対して行われる

レーザー治療はメスを使わないため、体に対する負担が軽く、入院の必要もない。時間も20分弱程度である。

3)手術による治療
どうしても眼圧が下がらない場合の最終手段が手術である。
手術の方法は色々あるが、最もよく行われている線維柱帯切除術である。

・線維柱帯切除術
角膜に穴を開け、房水の流れを妨げている線維柱帯を切除して、新しい排出路を作り、眼圧を下げる方法。
手術時間は1時間ほど。1〜2週間の入院が必要である。
術後も薬物療法を継続しなければならないこともある。

手術の治癒率は50%〜80%と高いが、進行がかなり進むとなかなかよく結果がでないことがある。


なお、低眼圧性緑内障においても、治療方法は特に変わることはない。

4)サプリメントその他
その他、家庭で簡単にできる緑内障の改善方法としては、ホットタオルで両目、鼻を中心とする顔面を温めることにより、血行がよくなり水の代謝がよくなって緑内障の予防及び改善に効果があるとも言われている。
手軽にできる方法なので、試してみる価値はありそうである。もちろん、毎日、粘りよく行う必要があることは言うまでもない。

緑内障は眼圧があがる目の病気であるが、ひどい便秘でも眼圧があがることがあるようである。

目の病気がよく治る漢方治療 (漢方と医食双書)」には、強い便秘の続発性緑内障の人に浣腸をしたら、眼圧が20〜30mgくらい低下したとの報告がされている。
また、同本には、緑内障ではない方であったものの、長年、頭痛、眼痛で苦しんでいた80歳のおばあさんが強い便秘で苦しんでいたところ、漢方薬の潤腸湯を飲むようになって便秘が解消、頭痛、眼痛もうそのように解消したケースが紹介されている。

昨今、コレウスフォルスコリというインド原産のシソ科の植物の根茎が緑内障の治療薬として注目されている。
眼に直接、コレウス・フォルスコリを使うと確実に眼圧を下げる。
但し、日本での医薬品としての使用はまだこれからといったところである。
コレウスフォルスコリを使用したサプリメントは既に色々と販売されているが、いずれもダイエット用である。
【コレウスフォルスコリを使用したサプリメン】

イチョウ葉エキスが正常眼圧緑内障(眼圧が正常範囲にある緑内障)を改善するとの臨床報告がある。

ストレスは眼圧をあげる要因となることが考えられるので、ストレスをためない生活を心掛けることも予防になる可能性がある。

オメガ脂肪酸を多く含む青魚をできるだけ食べることで予防に一定の効果があると言われる。
魚と海獣からオメガ脂肪酸を多量にとっているエスキモーには緑内障が極めて少ないことから、そのように考えられている。
・コラム
・用語
・参考文献
Copyrights (C) 疲れ目解消の知恵辞典 All Rights Reserved 2008