病名からではなく証から判断する/眼精疲労・疲れ目解消の知恵辞典

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漢方薬による目の治療ついて

◆病名からではなく証(しょう)から判断する

通常の西洋医学では、まず、治療を開始するにあたっては病名を決めることから始める。

例えば、目の不調を訴え眼科を受診した場合、眼科医は目の網膜はどうか、眼圧はどうか、角膜に異常はないか、視力はどれだけあるか、と目をさまざまな角度から観察、病名を決定する。
そして、病名が決定されたら、後は、その病名によって一般的に決まっている治療を行う。

すなわち、目だけを見て、目の病名を決定し、そして目だけの治療をするというのが、西洋医学の基本的な流れである。この一連の流れは、まるで工場における部品の組み立てのごとく、パターン化されている。

一方、東洋医学である漢方は、目の不調であろうがなんであろうが、まず、全身の状態を見る。患者の全体の症状をみて、「証」を決定する。そして証によって投与する漢方薬が選択されることになる。

漢方薬の考え方

ここで留意する点は、あくまでも、全体の症状をみて「証」が決定されるということである。

脈がどうであるが、舌がどうか、腹がどうか、胃内停水があるか、口乾がどうか、そういった目以外の全体の症状も勘案しながら、漢方を決定する。
西洋医学があくまでも各部位しか見ないのにたいし、全身の状態を考察し、個々人にあった処方を決定するのが漢方薬なのである。
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