証の種類/眼精疲労・疲れ目解消の知恵辞典

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漢方薬による目の治療ついて

◆証(しょう)の種類
漢方では証を決めないことには、何事も始まらない。

証は、まず、以下の四つの角度から考察する。
  1. 陰(いん)か陽(よう)か?
  2. 虚(きょ)か実(じつ)か?
  3. 寒(かん)か熱(ねつ)か?
  4. 気(き)・血(けつ)・水(すい)の状態はどうか?

1)陰(いん)か陽(よう)か?
陰とは、「顔が青白い、悪寒がある、下痢気味、小便がうすい、声が小さい、息切れがある、温水を好む、舌が白い、脈が触れにくい」といった症状をいう。

陽とは「顔色は紅潮気味、便秘、小便は濃い、声が大きい、冷水を好む、舌は赤や黄、脈は触れやすい」といった症状をいう。、

2)虚(きょ)か実(じつ)か?
虚とは「病気に対し抵抗力が乏しい、弱々しい、性器の乏しい状態」をいう。
実とは「抵抗力があり、病気に対して十分に闘う力を有している状態」をいう。

3)寒(かん)か熱(ねつ)か?
寒とは、「悪寒、冷え、顔面蒼白、舌は紅が少ない、鼻水、痰が薄い、尿の色が薄い、水様の下痢」などがある状態をいう。
熱とは「熱感がある、顔面が赤い、舌が赤い、黄色味の濃い鼻汁、黄色の濃い痰、尿の色が濃い、便秘気味」の状態をいう。

4)気(き)・血(けつ)・水(すい)の状態はどうか?
気(き)とは、東洋医学でいう「気」のことで、生命エネルギーといった意味合いである。
血(けつ)とは、血液やリンパ液に相当するもので、不足した状態を血虚(けっきょ)、うっ滞した状態を瘀血(おけつ)という。
水(すい)とは水代謝といった意味合いである。
水代謝に変調をきたした状態を水毒(すいどく)という。

気(き)の働きが低下することで、血(けつ)や水(すい)の循環がうまくいかず、血虚(けっきょ)、瘀血(おけつ)、水毒(すいどく)などの症状をもたらすと考えられている。

眼病には瘀血(おけつ)が関係していることが多いといわれる。
特に、麦粒腫、強膜炎、フリクテン、ブドウ膜炎、眼底出血などの眼病に関係している言われる。

水毒(すいどく)の症状としては、「口渇、多尿、乏尿、下痢、便秘、めまい、発汗異常、関節痛、動機、流涙、耳鳴り、眼瞼の浮腫、下肢のむくみ、眼底の浮腫、胃内停水(腹壁をたたくとポチャポチャという音がする)、舌に歯根」がある。

眼病にはこの水毒も大いに関係があると言われている。

(水毒に関係が深い眼病)
涙液減少症、流涙症、涙のう炎、角膜炎、中心性網脈絡膜症、白内障、緑内障、視神経炎、調節痙攣(仮性近視)
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