証の診断方法/眼精疲労・疲れ目解消の知恵辞典

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漢方薬による目の治療ついて

◆証(しょう)の診断方法
西洋医学で病名を決めるために診察があるように、漢方医学においても、証(しょう)を見分けるための手順がある。

「望診・聞診・問診・切診」と呼ばれるものが、それである。

1)望診(ぼうしん)
顔色はどうか、体格はどうか、姿勢や動作はどうか、のど、舌、目はどうか、精神状態はどうか、など、目で見て観察するものである。

2)聞診(ぶんしん)
咳、声、しゃべり方、口臭、体臭などを耳と鼻で感じ取るものである。

3)問診(もんしん)
患者から話しを聞くことにより、状態を判断することである。大便や小便の状態はどうか、食欲はあるか、睡眠はどれているか、肩こりがるか、口渇があるか、冷え性か、過去にどのような病歴があるか、などを確認するものである。

4)切診(せっしん)
脈やお腹など、体に直接触れて、診察するものである。

方法としては、脈診と腹診がある。
この内、腹診は漢方薬を決定する上で一番大切な診察方法である。

腹診によって以下のようなことがわかる。

1)みぞおちを手で圧迫すると、抵抗があり、強く圧迫すると苦しがったり痛みを訴える(心下痞硬<しんかひこう>という)。
→眼底出血や難治のブドウ膜炎、開放隅角緑内障に多く見られる。

2)肋骨弓の下を圧迫すると、抵抗や圧痛がある(胸脇苦満<きょうきょうくまん>という)。
→横隔膜の下の臓器の異常をあらわすことが多いと言われている。
肝炎、肝臓病、慢性の胃腸疾患、気管肺疾患によく見られる。
東洋医学では肝と目は密接に繋がっていると考えており、眼科疾患でもこの胸脇苦満の見られる例が多い。
この胸脇苦満が見られた場合は、柴胡剤(さいこざい)といわれる漢方薬がよく使われる。

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