証による漢方薬の処方の決定/眼精疲労・疲れ目解消の知恵辞典

眼精疲労・疲れ目解消の知恵辞典
Top漢方薬による目の治療について>証による漢方薬の処方の決定

証による漢方薬の処方の決定

◆瘀血(おけつ)が見られる場合
漢方医学では瘀血(おけつ)は眼病と深い関係があると考えられている。

漢方でいう血(けつ)とは、血液やリンパ液に相当するもので、不足した状態を血虚(けっきょ)、うっ滞した状態を瘀血(おけつ)という。
この血(けつ)が身体を順調にめぐっていれば問題はないが、滞ると瘀血(おけつ)となり、さまざまな病気の引き金となると考える。

瘀血(おけつ)の自覚症状としては以下のようなものがある。

・不眠 ・頭痛 ・イライラ ・熱感 ・のぼせ ・冷え症 ・動悸 ・便秘 ・腹痛 ・肩こり ・腰痛 
・月経異常 ・皮膚の荒れ

他覚症状としては以下のようなものがある。

・顔の色が浅黒くなる ・唇が暗紫色 ・舌の裏の粘膜に静脈の怒張 ・皮膚が毛細血管が拡張し、ところどころに細洛という毛細血管が部分的に透けてみえる ・みぞ付近に圧痛

このような瘀血(おけつ)には、虚実の判定などにより以下のものが用いられる。

・大黄牡丹皮湯(だいおうぼたんぴとう)
・桃核承気湯(とうかくじょうきとう)
・通導散(つうどうさん)
・桂枝茯苓丸(けいしぷくりょうがん)
・当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)
・芎帰膠艾湯(きゅうききょうがいとう)
・大黄しゃ蟲丸(だいおうしゃちゅうがん)
◆水毒が認められる場合
水代謝に変調をきたした状態を水毒(すいどく)という。

水毒(すいどく)の症状としては、「口渇、多尿、乏尿、下痢、便秘、めまい、発汗異常、関節痛、動機、流涙、耳鳴り、眼瞼の浮腫、下肢のむくみ、眼底の浮腫、胃内停水(腹壁をたたくとポチャポチャという音がする)、舌に歯根」がある。

眼病にはこの水毒も大いに関係があると言われている。

水毒が認められた場合には、以下のようなものが使われる。
・五苓散(ごれいさん)
・猪苓湯(ちょれいとう)
・苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)
・防巳黄ぎ湯(ぼういおうぎとう)
・小青竜湯(ぼういおうぎとう)
・小青竜湯(しょうせいりゅうとう)
・越ぴ加朮湯’えっぴかじゅつとう)
・木防巳湯(もくぼういとう)
・半夏白朮天麻湯(はんげびゃくじゅつてんまとう)
・コラム
・用語
Copyrights (C) 疲れ目解消の知恵辞典究 All Rights Reserved 2008