滲出性AMDの発症リスクが約1.4倍に高まる遺伝子を発見/眼精疲労・疲れ目解消の知恵辞典

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滲出性AMDの発症が高まる遺伝子を発見

独立行政法人理化学研究所は、加齢黄班変性(AMD)の中でもアジア人に多くみられる滲出(しんしゅつ)性加齢黄斑変性(滲出性AMD)に関連する新たな遺伝子を発見した。

研究グループは、日本人の滲出性AMD患者1,528人について、ヒトゲノム全体に分布する約46万個の一塩基多型(SNP)を対象に、解析を行った。
その結果、ヒトの8番染色体短腕上に存在するTNFRSF10A遺伝子の遺伝子多型が、滲出性AMDの発症と関連していることを発見した。
この多型を持っていると、滲出性AMDの発症リスクが持たない場合に比べて約1.4倍に高まることも明らかにした。

日本人の滲出性AMD発症に関わる新たな遺伝子の同定により、今後、発症メカニズム解明や、新たな診断法、治療法の開発につながると期待される。

AMDには、アジア人に多い滲出(しんしゅつ)性と欧米人に多い萎縮性がある。

滲出性AMDでは、加齢による老廃物の蓄積で、脈絡膜に発生した新生血管が、網膜色素上皮の下、または網膜と網膜色素上皮との間に侵入し、視力を著しく低下させる。
過去のゲノムワイド関連解析では、欧米人の萎縮性に関連する遺伝子は報告されているが、アジア人の滲出性での報告は今回の研究が初めてとなる。

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