パソコンから目を守る-ウインドウズ7
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◆ウインドウズ7〜の新機能+LED液晶の組み合わせ |
パソコンから目を守る方法について色々と紹介してきたが、究極とも言える方法がついに登場した。
それはウインドズ7から搭載された、個人設定機能である。
モニターでマウスを右クリックして個人設定を選び、背景の設定を黒基調に変えると、モニターがブラックになる。
ここまでは、特段驚く機能ではないが、この機能は、立ち上げているソフトの背景も黒にするという点がユニークである。
例えば、ワープロの背景が黒に、エクセルの背景が黒に、そしてホームページの色も黒基調に変わるのである。
そして、この機能をLED液晶で使うと、黒の部分はまさに、黒そのものとなる。
今までの液晶では、黒は黒でもやはり本当に黒ではなかった。黒を透過して光が発光しており、やはり長時間パソコンで作業すると、目が痛くなることがあった。
だが、LED液晶の黒はまさに本当の黒そのものである。後ろから光が漏れてくることはない。
私はこの機能を使い始めてから、目の痛みとはまったく無縁となった。色々な方法を試してきたが、やはり目の痛みや疲れは避けることができなかった。
しかし、この方法でパソコンをするようになってから、あまりにも目が楽なので正直、驚いている。
普段からも目が疲れたり、痛くなることがぐっと減った。いかにパソコンの光が目を毒すとともに、目に大きな負担を与えていたかについて改めて気づかされた次第である。
パソコンで目が痛くなる方、レーシック以前の近視手術を受けて光に目が弱くなった方は、是非、試してもらいたいと思う。
あまりにも目が楽なので、驚くはずだ。 |
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モニターの画面→マウスを右クリック→「個人設定」をクリック→「ハイコントラスト#1」をクリック |
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◆ウインドウズ7の新機能の今後の課題 |
このように、ウインドウズ7の新機能は非常に優れものであり、目にとても優しいが、問題もある。
まず黒背景にすると、エクセルでは罫線が見づらくなる。これはとても都合が悪い。しかも印刷すると、腺の色も薄くなる。
文字や罫線は白黒設定にすることで、何とか支障なく印刷できるが、網掛けやべた塗りはうまく印刷できない。これは大変不便であり、改善して欲しいところである。
ワードに関しては何の問題もない。ワードで黒背景はもっとも効果が発揮されると言えるだろう。
また、PDFは黒背景にはならない。そのままの表示である。
画像も一部、黒背景では見えなくなる。
このようにやや改善して欲しい点があるが、それでも、パソコンをしていて目が痛くなる方、パソコンの光から目を守りたい方には、ウインドウズ7の新機能+LED液晶の組み合わせは、大きな助けになるはずである。 |
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